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ベースメイクで印象がガラリと変わる!基本を知る大切さ
「メイクを始めてみたいけれど、何から順番に塗ればいいのか分からない」「ファンデーションを塗ると、なぜか厚ぼったくなったりムラになったりしてしまう」――そんな悩みを抱えていませんか?アイメイクやリップなど、色を乗せるポイントメイクは楽しいものですが、実はメイク全体の完成度や第一印象の美しさを大きく左右するのは、肌の土台をつくる「ベースメイク」です。
ベースメイクの目的は、単に肌の気になる部分を隠すことだけではありません。肌の色ムラを整え、なめらかな質感を演出し、日中の乾燥や紫外線から肌を守りながら、メイク全体のモチを良くするという大切な役割があります。正しい順番と塗り方のコツさえマスターすれば、特別なテクニックや高価なアイテムを使わなくても、まるで素肌そのものが美しくなったかのような、ナチュラルで透明感のある仕上がりを手に入れることができます。今回は、メイク初心者の方が今日からすぐに実践できる、ベースメイクの基本ステップとキレイに仕上げるプロ直伝のコツを分かりやすく解説します。
ベースメイクを始める前の超重要ステップ:スキンケアで土台を整える
「さあ、メイクを始めよう!」といきなり化粧下地やファンデーションを肌に乗せるのは、ベースメイクが崩れる最大の原因になります。キレイなベースメイクをつくるための勝負は、実はメイクを始める前の「スキンケア」の段階から始まっています。土台となる肌が乾燥してカサついていたり、逆に油分でギトギトしていたりすると、どんなに優秀なコスメを使っても肌に密着せず、ヨレや毛穴落ちを引き起こしてしまいます。
まずは洗顔後、化粧水で肌の角質層までたっぷりと潤いを与え、乳液やジェルなどのみずみずしい保湿アイテムで水分が逃げないようにフタをしましょう。肌がもっちりと手に吸い付くような状態が理想です。ただし、スキンケアの直後は肌の表面に水分や油分が残っているため、塗ったあと「2〜3分」おいて、肌にしっかりなじんでからベースメイクへ進むのが崩れない土台づくりの鉄則です。時間がどうしてもないときは、清潔なティッシュで顔全体を優しく押さえる「ティッシュオフ」をしてからメイクを始めましょう。
【完全版】ベースメイクの基本の順番と各アイテムの役割


ベースメイクに使用するアイテムはたくさんあって混乱しがちですが、それぞれの役割と重ねる正しい順番を理解すれば、もう迷うことはありません。ここでは、最もスタンダードで美しく仕上がる基本のステップをタイムラインに沿ってご紹介します。
ステップ1:化粧下地(ベース)で肌をなめらかに整える
スキンケアが完了した肌に、最初に塗るのが「化粧下地」です。化粧下地には、肌の表面の凹凸をなめらかに整え、ファンデーションの密着度を高めるという、いわば「接着剤」のような役割があります。また、日中の皮脂崩れを防いだり、乾燥から肌を守ったり、製品によっては紫外線カット効果を兼ね備えているものも多くあります。
化粧下地を省略してファンデーションを直接塗ってしまうと、毛穴にファンデーションが詰まって目立ってしまったり、短時間でドロドロに崩れてしまったりするため、必ず最初に使用しましょう。顔の5点(額、両頬、鼻、顎)に少量を置き、顔の中心から外側に向かって、指の腹を使って優しくのばしていきます。
ステップ2:コントロールカラー(必要な場合のみ)で色ムラを補正する
「顔全体の赤みが気になる」「目の下のクマやくすみを払いたい」という場合に活躍するのが、コントロールカラーです。これは色の反対色(補色)の性質を利用して、肌のトーンを均一に整えるアイテムです。化粧下地の直後、またはコントロールカラー機能がついた下地を使用するタイミングで重ねます。
例えば、頬の赤みやニキビ跡が気になる場合は「グリーン」、どんよりとしたくすみや透明感を出したい場合は「パープル」や「ブルー」、顔色をパッと明るく健康的に見せたい場合は「ピンク」や「オレンジ」を選びます。顔全体に塗ると白浮きしやすいので、赤みやくすみが特に気になる部分だけに、指先でトントンと薄くなじませるのが自然に仕上げるコツです。
ステップ3:ファンデーションで均一な美肌を演出する

肌の土台が整ったら、ベースメイクの主役である「ファンデーション」を重ねます。ファンデーションは、肌全体のトーンを均一にし、色ムラや軽微な肌悩みをカバーして、なめらかな質感を演出する役割を持っています。ファンデーションにはいくつか種類があり、初心者の方は、みずみずしくのびが良い「リキッドタイプ」か、パフでポンポンと叩き込むだけで均一に仕上がる「クッションタイプ」が扱いやすくておすすめです。
塗る際の最大のポイントは、「顔全体に同じ厚さで塗らない」ということです。視線が集まりやすく、シミや色ムラが出やすい「頬」を中心にしっかり乗せ、フェイスラインや額、目元、口元といったヨレやすい部分には、スポンジやパフに残ったわずかなファンデーションを薄く引きのばす程度にとどめます。この「メリハリ」をつけることで、厚塗り感を防ぎ、立体感のあるナチュラルな仕上がりになります。
ステップ4:コンシーラーで気になる部分をピンポイントで隠す
ファンデーションを塗り終わったあと、まだ隠しきれない濃いシミ、ニキビ跡、頑固な目の下のクマなどがある場合は、「コンシーラー」という部分用ファンデーションをピンポイントで使用します。ファンデーションを顔全体に厚塗りして隠そうとするのではなく、気になる部分だけをコンシーラーに任せる(部分最適なアプローチ)ことで、全体のナチュラルな透明感をキープできます。
使い方は、気になるスポットにコンシーラーをちょんと乗せ、その「境目(エッジ)」だけを指の腹や小さなブラシでトントンと優しく叩き込むようになじませます。隠したい中心部分まで指で擦ってしまうと、せっかく塗ったコンシーラーが剥がれてしまうので、あくまで境界線をぼかすイメージで行うのが成功の秘訣です。
※なお、固形の「パウダーファンデーション」を使用する場合は、順番が前後し【化粧下地 → コンシーラー → パウダーファンデーション】の順になるので注意してください。今回はリキッドやクッションの順番を基準に解説しています。
ステップ5:フェイスパウダー(おしろい)でメイクを固定する
ベースメイクの最後の仕上げにかかせないのが「フェイスパウダー(おしろい)」です。ここまでのステップで重ねてきたリキッドファンデーションやコンシーラーの水分・油分を、サラサラの粉でピタッと密着させて固定(ロック)する役割があります。これにより、日中の過剰な皮脂によるテカリやベタつきを抑え、メイクのモチを劇的に高めることができます。
大きめのブラシ、または付属のパフにパウダーを適量取り、一度手の甲やティッシュの上で余分な粉をはたいて量を調節してから、顔に乗せていきます。特に皮脂が分泌しやすく崩れやすい「Tゾーン(おでこ、鼻筋)」や、アイライン・アイシャドウがにじみやすい「目元」、マスクが擦れやすい「フェイスライン」を中心に、優しく滑らせるように乗せましょう。頬などの乾燥しやすい部分は、さっと軽く通す程度で十分です。触ったときに肌がサラサラとした質感になれば、完璧なベースメイクの完成です。
メイク初心者でも失敗しない!キレイに仕上げるための3つのコツ
基本の順番が頭に入ったら、さらに仕上がりをプロ級に格上げするための「3つの簡単なコツ」を意識してみましょう。これらを意識するだけで、初心者特有の「いかにも塗っています」という厚塗り感を防ぎ、夕方まで崩れないキレイな肌をキープできるようになります。
コツ1:すべての工程で「薄く重ねる」を徹底する
ベースメイクで最も多い失敗は、1回に使う量が多すぎて厚塗りになってしまうことです。下地もファンデーションも、まずは「ちょっと少ないかな」と思うくらいの量を手の甲に取り、少しずつ肌に乗せてのばしていくのが鉄則です。
足りない部分があれば、あとからその場所にだけ少量をスポットで付け足せば問題ありません。最初から大量に乗せてしまうと、修正が効かなくなり、ヨレや崩れの原因になります。「薄いベールを何層も丁寧に重ねていく」ようなイメージを持つことが、素肌感を残したキレイな仕上がりへの近道です。
コツ2:スポンジやパフを使って「叩き込むように」密着させる
アイテムを肌にのばす際、指先だけでゴシゴシと横方向に強く擦るように引っ張って塗るのはNGです。摩擦が肌の負担になるだけでなく、塗りムラができたり、毛穴の凹凸をきれいに埋めることができなくなったりします。
下地やファンデーションを指で軽く広げたあとは、水で濡らして固く絞ったメイク用スポンジや、付属のパフを使って、上から優しく「トントン」と垂直に叩き込むようにして肌に密着させましょう。このひと手間を加えることで、余分なファンデーションがスポンジに吸収され、肌のキメや毛穴の凹凸にコスメが均一にフィットするため、驚くほど崩れにくく、ツヤのあるキレイな面が整います。
コツ3:メイクをする場所の「明るさ(照明)」に気をつける
意外と見落としがちなのが、メイクをする環境です。薄暗い部屋や、白熱灯のような黄色っぽい照明の下でベースメイクをすると、肌の色の変化が見えにくいため、無意識のうちにファンデーションやコンシーラーを厚塗りしてしまいがちです。その結果、外に出て自然光の下で鏡を見たときに「白浮きしていてびっくりした」という失敗が起こります。
ベースメイクをする際は、できるだけ太陽の光が入る「窓際」で行うか、お部屋の照明が明るい場所を選びましょう。また、鏡に対して正面から均一に光が当たる、LEDライト付きの卓上ミラーなどを活用するのも非常に有効な方法です。自分の肌の状態を正しい明るさで観察することが、ナチュラルな適量を見極める最大の秘訣です。
自分の肌質に合わせたファンデーションの選び方
ベースメイクをよりキレイに仕上げるためには、自分の「肌質」に合ったテクスチャーのファンデーションを選ぶことも大切です。初心者の方がお店で迷わないよう、代表的な3つの肌タイプに合わせた選び方のアドバイスをまとめました。
乾燥肌の方:潤いが続く「リキッド・クッションタイプ」
夕方になると肌がカサついたり、粉を吹いたりしやすい乾燥肌の方は、成分に水分や美容液成分、油分がバランスよく含まれているリキッドファンデーションやクッションファンデーションが最適です。肌にみずみずしい潤いを与えながら、内側から発光するようなツヤ感をキープしてくれます。仕上げのフェイスパウダーは、乾燥しやすい頬を避け、テカる部分だけに部分使いすると乾燥を防げます。
脂性肌(オイリー肌)の方:皮脂を抑える「パウダータイプ」や「マット系リキッド」
時間が経つとおでこや小鼻がテカりやすく、ベタつきが気になる脂性肌の方は、余分な皮脂を吸収してくれるパウダーファンデーションや、「オイルフリー」「皮脂崩れ防止」と謳われているさらっとした仕上がりのリキッドファンデーションがおすすめです。下地の段階から皮脂をコントロールしてくれるタイプを仕込んでおくと、日中のサラサラ感が長持ちします。
混合肌の方:パーツで使い分ける「クッションタイプ」
「頬は乾燥するけれど、Tゾーン(おでこ・鼻)だけはテカる」という混合肌の方は、調節がしやすいクッションファンデーションが便利です。全体に薄く叩き込んだあと、テカる部分にはフェイスパウダーをしっかり乗せ、乾燥する部分にはパウダーを控えるなど、仕上げのパウダーの量でパーツごとのバランスを上手にコントロールしましょう。
まとめ:基本の順番をマスターして、毎日のメイクをもっと楽しく!
ベースメイクは、一見すると工程が多くて難しそうに感じるかもしれませんが、1つひとつのアイテムが持つ役割と、重ねる正しい順番さえ知っていれば、決して恐れる必要はありません。スキンケアで丁寧に土台を整え、下地で密着度を高め、ファンデーションを顔の中心から薄くのばし、気になる部分だけをコンシーラーでカバーして、最後にパウダーで固定する。この基本のステップに、丁寧な「トントン塗り」を掛け合わせることで、初心者の方でも見違えるほどキレイな美肌を表現することができます。
ベースメイクがバッチリ決まると、その後に重ねるアイシャドウやチーク、リップの発色も劇的に良くなり、鏡を見るのがきっと楽しみになります。まずは明日からのメイクで、量をいつもより少しだけ「引き算」し、順番を意識することから始めてみてください。お気に入りのベースメイクを味方につけて、あなたらしい健やかで輝く美しさを手に入れましょう!
